【2022年版】オンライン展示会出展前に読んでおきたい!おすすめ出展先一覧、事例を紹介
目次
オンライン展示会をご存じですか?
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)(以下略、新型コロナ)の感染拡大に伴いオフライン展示会の開催が困難となって以降、オンラインで開催する新たな展示会の形として注目を集めています。
オンライン展示会では、オフライン展示会をただオンライン化しただけでなく特徴的なプラットフォームも複数提供されています。
この記事では、オンライン展示会の概要やおすすめのプラットフォーム、事例などをご紹介します。
1、オンライン展示会の出展方法は?
オンライン展示会には、大きく分けて
- 自社開催型
- 出展型(展示会事業者主催)
の2種類があります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを詳しく解説します。
(1)自社開催型
まずは自社開催型のメリット・デメリットをご紹介します。
①自社開催型のメリット
自社開催の大きなメリットは、すべての要件について自社の都合で決められる点です。
日程や時間の調整から提供するコンテンツに至るまでを自由に設定できます。
コンテンツを自社で設定できることから、より目的に合った来場者を集められるでしょう。
②自社開催型のデメリット
自社開催における最大のデメリットは、開催準備に多くのコストがかかる点です。
オンライン展示会を自社開催する際は、オンライン展示会用のサイトを自作する必要があります。
細部までこだわったサイトを自由に設計できるメリットもある一方で、サイト制作を業者に依頼する場合は費用が膨大になる恐れがあります。
来場者の集客も自ら行わなければなりません。
集客は時間や費用面で多くの負担がかかるため、初心者には難しい手段といえるでしょう。
(2)出展型(展示会事業者主催)
自社開催以外には、出展型(展示会事業者主催)があります。
①出展型(展示会事業者主催)のメリット
最大のメリットは、プラットフォームを主催が用意してくれる点です。
サイトを出展社で用意する必要がなく、主催が用意したプラットフォームに登録するのみで出展できます。
また、複数の企業が出展するため多くの来場者が見込めるのも出展型(展示会事業者主催)の魅力です。
出展社はコンテンツさえ用意すれば出展できるので、コストも必要最低限で出展できます(一方で出展費用はかかるため注意が必要です)。
自社開催よりも出展ハードルはかなり低いといえるでしょう。
②出展型(展示会事業者主催)のデメリット
出展型(展示会事業者主催)のデメリットには、他社が主催するため制約が多い点が挙げられます。
開催日時や展示方法、サイトのビジュアルテーマなどは自社で決められないため、自社開催に比べ自由度が低くなります。
その他、競合企業も多く出展するため自社のアピールがしにくくなり、リードが流れやすい点においても対策が必須です。
2、費用別!オンライン展示会の自社開催におすすめのプラットフォーム19選を徹底比較
(1)【〜100万円】オンライン展示会のおすすめプラットフォーム5選
100万円までの予算で活用できるおすすめのプラットフォームを5つご紹介します。
①EXPO CLOUD(旧:DMM[SHOWBOOTH])
「EXPO CLOUD(旧:DMM[SHOWBOOTH])」では、オンライン商談やチャットなど、顧客とつながる機能を基本搭載し、顧客開拓の効率を最大化した展示会を開催できます。
ノーコードで企業ブースを作成でき、専門知識がなくても開催できるのが特徴です。
あらゆる業種・規模でのオンライン展示会が開催されており、注目を集めています。
「出展マイページ」が出展社ごとに用意されており、企業ブースの管理や来場者情報の取得、商談などの機能が利用できます。
- 費用:月額25万円〜+初期費用1か月分
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
②WebEXPO Master
「WebEXPO Master」は動画埋め込みやチャット、ウェビナー、Zoomと連携した接客など、オンライン展示会で役立つさまざまな機能を網羅しており、初心者でも簡単に出展できます。
単独の展示会から、合同展示会にまで対応し、大手システム会社から玩具メーカーのオンライン展示会まで、幅広い業種での実績があります。
管理画面は説明書がなくても直感的に操作できるCMS形式を採用。来場者の行動履歴をCSVで出力できるなど、分析に役立つ機能も揃っています。
- 費用:初期設定費用5万円+1ブース月額1万円(複数社による合同展示会は料金体系が異なります)
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
③ZIKU(ジクウ)
「ZIKU(ジクウ)」は、インターネット上に仮想空間を作り出す最新技術「メタバース」を使用したバーチャルイベントサービスです。
来場者はアバターで会場内を自由にまわれます。オフライン展示会で起こる出展社と来場者の偶然の出会いを、オンライン上で演出できます。
ブースでは来場者とチャットや音声通話を用いてその場で商談できます。
出展の際にはテンプレートに沿ってデザインやロゴを選び、コンテンツをアップロードするだけで企業ブースを構築できます。
- 費用:1ブース15万円+来場1000人ごと20万円
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ・資料請求」から
④CloudCIRCUS for Showroom
「CloudCIRCUS for Showroom」は「誰でも安価でデジタルマーケティングを始められる」をコンセプトにした「Cloud CIRCUS」シリーズのオンライン展示会サービスです。
出展準備から集客、来場者へのアフターフォローまで幅広く行えるオンライン展示会プラットフォームです。
「これまでにツールを導入してみたものの上手く使いこなせなかった」という方でも活用できるよう設計されています。
- 費用:初期費用10万円+月額5万円
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問合わせ」から
⑤meet×meet(ミーツ)
「meet×meet(ミーツ)」では出展社の目的や規模に合わせて合同または単独開催から選択してオンライン展示会を開催できます。
1つの展示会につき、最大100社の出展社を集められます。
meet×meetでは「オンラインとはいえ人と人とのコミュニケーションであることを感じられる展示会づくり」にこだわっています。
展示ごとやブースごとにカスタマイズできる機能が備わっており、来場者にとっても利用しやすいオンライン展示会を提供しています。
- 費用:基本費用50万円〜+月額(サーバ保守)10万円
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせする」から
(2)【100万円〜】オンライン展示会のおすすめプラットフォーム4選
100万円以上の予算で活用できるおすすめのプラットフォームを4つご紹介します。
①「zone.-unbelievable-(ゾーンアンビリーバブル)」
「zone.-unbelievable-(ゾーンアンビリーバブル)」はリアルなイベントを運営してきたノウハウを生かし、顧客体験を追及した、誰でも簡単に観覧できる、BtoBに特化したオンライン展示会プラットフォームです。
Web会議システムや来場者管理、データ解析だけでなく、集客支援やコンテンツ作成代行、ライブ配信なども行えます。
立ち話のようなやりとりが実現できるビデオ会議システム「すもとく」を採用し、数名から数十名程度の商談会での利用に適したサービスを提供しています。
- 費用:110万円〜
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
②ネクシビ
「ネクシビ」は、2021年秋にリリースされたばかりの新しいプラットフォームです。
用途に合わせて3つのプランから選べるシンプルな料金体系が特徴です。
動画や資料の掲載、来場者登録システム、データ分析などの基本的な機能に加え、DMの配信やウェビナー、お問い合わせ、チャットやアンケートといった機能もオプションで選択できます。
上位プランの「ネクシビVS」では、パノラマ3Dが利用できます。
- 費用:「ネクシビSTANDARD」150万円/「ネクシビVS」250万円
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問合せ」から
③そのまま展示会
「そのまま展示会」は、3DCGを採用したオンライン展示会プラットフォームです。
画像や動画、PDFなどをアップロードするだけで、簡単に企業ブースが作成できます。
リード獲得に向けた機能にもこだわっており、ビデオ通話やチャット機能だけでなく、面談予約やアンケート、メールや名刺交換といった豊富な機能が備わっています。
さらに来場者とのマッチング機能も搭載しており、事前に来場者が登録した「興味タグ」の情報をもとにおすすめの企業ブースを表示し、出展社からメッセージが送れる点も魅力です。
- 費用:198万円(標準パッケージプラン)+オプション追加(フルカスタマイズも可能)
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
④VRmillion
「VRmillion」ではVR空間でのオンライン展示会が開催できます。
ウェビナーやライブ配信、チャット、アンケート収集、行動ログ収集など、豊富な機能を搭載しています。
テンプレートからVR空間に配置するだけで簡単に企業ブースが作成でき、レイアウトや配色のカスタマイズもできます。
来場者はアバターを用いてVR空間の中を自由にまわれるため、オフライン展示会と同じような感覚で参加できるでしょう。
- 費用:初期費用100万円+月額20万円+必要に応じてオプション料金
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
(4)【費用は要問い合わせ】その他人気のオンライン展示会プラットフォーム10選
その他の人気のオンライン展示会プラットフォーム10選をご紹介します。
①EASYバーチャル・フェア™
「EASYバーチャル・フェア™」は、アメリカ発のバーチャルフェアプラットフォームです。
世界36ヵ国、9000社以上の企業が出展しており、実績も豊富です。
汎用性が高い点が特徴で、企業のオンライン展示会だけでなく大学のオープンキャンパスやキャリアフェアでも使われています。
EASYバーチャルは、直感的な操作ができるわかりやすい画面構成が魅力です。
ブースデザインはテンプレートから自由にカスタマイズでき、ブランディングにも適しています。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「EVFに関するお問い合わせ」から
②EventHub
「EventHub」は、2020年春にリリースされたオンライン展示会プラットフォームです。
導入社数は250社以上で、オンライン展示会の開催回数は600回にものぼります。
EventHubはオンライン展示会だけでなく、オンラインセミナーや商談会、国際会議や学会など、多様なイベントでの導入実績を持っています。
EventHubでは必要事項を入力するだけで企業ブースを作成できるので、サイト構築の専門知識は必要なく操作も簡単。
初心者にも扱いやすいため人気を集めています。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
③NEUTRANS(ニュートランス)
「NEUTRANS(ニュートランス)」はVR空間でオンライン展示会を開催できるプラットフォームです。
来場者はVRゴーグルとコントローラーを着けて入場します。
出展社は、会場内でコントローラーを使って空間内に立体物を描くことや、3Dモデルや動画の設置ができます。
NEUTRANSはリアルな空間体験を追求しており、他のアバターとの距離感に応じて音声が強弱する機能も搭載。
セミナーやイベント、グループディスカッションなど利用シーンに合わせた音量バランスの調節もできます。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:VRゴーグル(一部機能制限はあるが、WindowsPCからもアクセスできる)
- 専用アプリのダウンロード:必要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
④Virtual Event(ヴァーチャルイベント)
「Virtual Event(ヴァーチャルイベント)」は、来場者数が無制限のため、数万人規模のオンライン展示会にも対応しています。
わかりやすい画面構成が魅力で、企業ブース設置にあたって専門的な知識は必要ありません。
VR空間の中で、実際のライブ映像を配信することで圧倒的な臨場感を提供できます。
来場者は、入場方法を3Dと2Dから選択できます。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせはこちら」から
⑤EventIn
「EventIn」は、オンライン展示会だけでなくオフライン展示会にも対応したハイブリッドプラットフォームです。
企業ブースや講演会場、商談ルームを一画面に表示した画面構成が特徴的で、来場者はオフライン展示会さながらに会場をまわれます。
チャットやアンケートの機能はオフライン展示会とオンライン展示会の双方に対応しています。
バーチャルギフトサービスとの連携により、来場者へのノベルティも配布できます。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
⑥web展示会
「web展示会」は、コミュニケーションに特化したオンライン展示会サービスです。
来場者と親密な関係を築けるコミュニケーション機能や、リアルタイムで取得できるアナリティクスデータ機能を備えています。
web展示会では、5つのプランから目的と予算に応じたものを選択できます。
プランによっては、既存テンプレートからスピーディーに企業ブースを作成できます。
アンケートやチャットボット機能、撮影代行、データ分析、プレゼンサポートなど、オプションやサポートも充実しています。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
⑦V-MESSE(ブイメッセ)
「V-MESSE(ブイメッセ)」は、ブースの構築やウェビナー、オンライン商談やアンケート機能、来場者管理といった機能を備えたプラットフォームです。
企業ブースはVRにも対応しており、既存ショールームを360度撮影して構築するVR空間や、出展社の要望に合わせたオリジナルのVR空間を作れます。
オフライン展示会でも同様の演出を実現し、オンライン展示会とオフライン展示会を連携させた「ハイブリッド展示会」を展開しています。
- 費用:300万円~/1式 (使用期間・来場者数・利用機能等により価格は変動します)
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
⑧Airmesse(エアメッセ)
「Airmesse(エアメッセ)」はオンライン展示会に欠かせない機能はもちろん、パノラマVRを採用してリアル感を演出できる点が特徴です。平面では伝わらない自社商品のPRや体験型施設の紹介、バーチャルツアーでは特におすすめです。
レイアウト、機能ともにカスタマイズの自由度が高く、ブースデザインや展示パネルなど、多様なニーズに応じた設計ができるプラットフォームです。
- 費用:初期制作費用55,000円~、月額費用は要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「ご相談はこちら」から
⑨AddVal(アドバル)
「AddVal(アドバル)」はオンライン展示会におけるマーケティング活動のワンストップ支援を行うプラットフォームで、集客からリード管理まで幅広く行えます。
一度作成した企業ブースを360度パノラマビューで記録し、コンテンツ資産として社内で活用できます。
パノラマビューでの自由な空間設計の実現による臨場感のある空間づくりだけでなく、ログ解析やデータ収集機能も備えています。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ・VRゴーグル
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
⑩デジ展®
「デジ展®」は、創業125年のブランディング会社が開発したプラットフォームです。
集客から商談、その後のやりとりやリード情報の活用までカバーしています。
わかりやすくシンプルなUIながら「顧客体験の最大化」と「受注活動の効率化」が実現できるシステムです。
展示会以外にも商談や入学説明会、学内イベント、社員研修などさまざまなシチュエーションで活用できます。
- 費用:要問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「デジ展®に関するお問い合わせはこちら」から
3、出展型(展示会事業者主催)のオンライン展示会4選【2022年開催】
オンライン展示会には、出展型(展示会事業者主催)のものもあります。
今回は代表的な4つをご紹介します。
(1)DMMオンライン展示会
「DMMオンライン展示会」では、随時さまざまなテーマのオンライン展示会を開催しています。
低コストで出展でき、出展社は15,000社以上と豊富な実績があります。
簡単な操作で企業ブースを即日作成できるだけでなく、商談ルームも設置されているためその場で受注につなげられる工夫も施されています。
出展カテゴリを設定することで、興味を持ってくれそうな来場者とつながりやすくなります。
DMMオンライン展示会の担当者によるサポートも受けられるため、Webに慣れていない企業も安心して利用できます。
- 費用:※展示会によってプランが異なります
- 視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「お問い合わせ」から
(2)中小企業マーケットTOKYO
「中小企業マーケットTOKYO」は、東京商工会議所が初開催する中小企業のための展示会です。
「アフターコロナの商品とサービス提案」をテーマとし、食品やものづくり、観光、ライフスタイルなどさまざまな業種の中小企業がおよそ300社出展します。
2022年開催の「中小企業マーケットTOKYO2022」はオフライン展示会とオンライン展示会のハイブリッド開催となっており、オフライン展示会は東京ビッグサイトで2日間開催されました。
オンライン展示会は会期が2週間と長めに設定されており、時間や場所にとらわれず来場することができます。
オンライン展示会では、企業紹介や商品のPRだけでなく、資料ダウンロードや商談予約、チャットやオンライン商談などの機能が利用できます。
※「中小企業マーケットTOKYO2022」は2022年1月31日(月)をもって終了しています。
下記の情報は2023年以降変更となる場合があります。
- 費用:110,000円〜
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:電話:03-5530-1362(10:00~17:00 土・日・祝日を除く)、FAX:03-5530-1222、Email:chusho-mkt@tokyo-bigsight.co.jp
(3)設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会
「設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会」は3DプリンターやAI、IoT、VR、5Gといった最新テクノロジーを中心とした先端技術の展示会で、オフライン展示会と同じように来場者が展示会場を歩き回れる仕様が特徴です。
動画やパネル、ブースデザインを活用することで、通りがかりの来場者にも自社商品の認知を広げられます。
また、興味を持った来場者の名刺情報を取得でき、オフライン展示会さながらの体験ができる点が魅力です。
- 費用:通常770,000円
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「出展のお問い合わせはこちら」から
(4)Japan IT Week【オンライン】
「Japan IT Week【オンライン】」は、RX Japan株式会社主催の12のテーマで構成されたIT専門のオンライン展示会です。
商談を目的としたオンライン展示会であり、15,000人の来場を見込んでいます。
来場者の興味に合わせて出展社を自動的に表示するほか、ランキング形式で人気の企業も表示できます。
事前にアポイントも取れるため、当日は余裕をもって商談に臨めます。
Japan IT Week【オンライン】ではチャット機能を使ってアプローチしたい来場者へメッセージを送れます。
また、ワンクリックで名刺交換ができ、その場で商談にも進めます。
シルバープラン以上では、30分の出展社セミナーも配信できるので、来場者の商品理解も深められるでしょう。
- 費用:運営事務局に電話またはメールで問い合わせ
- 視聴環境:ウェブブラウザ
- 専用アプリのダウンロード:不要
- 問い合わせ:サービスサイトの「出展資料のご請求」から
4、オンライン展示会の出展先選びで確認すべき5つのポイントと、有効リード・商談獲得の5つの方法
(1)出展先選びで確認すべき5つのポイント
続いて、オンライン展示会の出展先選びで確認すべき5つのポイントをご紹介します。
①獲得できるリード情報
出展時に獲得できるリード情報の項目は欠かさずに確認しておきましょう。
オンライン展示会によっては、獲得できる情報がメールアドレスのみの場合もあるため注意が必要です。
メールのみで商談へ結びつけることは難しいため、テレアポでもアプローチできるよう来場者の電話番号や部署、役職情報も獲得できるオンライン展示会を選びましょう。
②獲得できるリードの多さ
獲得できるリードの量を重視する出展社は多いのではないでしょうか。
オンライン展示会によっては、以下のようにリード獲得の条件が異なります。
- 来場者が資料ダウンロードをするとリード獲得ができるオンライン展示会
- 来場者が企業ブースを訪問するだけでリード獲得ができるオンライン展示会
獲得するリードの量を重視している場合は、後者の「来場者が企業ブースを訪問するだけでリード獲得ができるオンライン展示会」がおすすめです。
また、「DMMオンライン展示会」などオンライン展示会によっては、会期後もアーカイブ公開として企業ブースを訪問できるものがあり、より多くのリード獲得が期待できます。
DMMオンライン展示会では、会期後1年間アーカイブを公開しています。
③多くの来場者数が見込めるか
獲得できるリードの情報や量に加えて、来場者数も出展先選びの重要なポイントです。
- 主催企業の知名度が高い
- 著名人のセミナーがある
などは来場者数の多さを見極めるポイントとなります。
④開催時期
オンライン展示会が、出展社のコアターゲットが来場しやすい時期に開催されているかも重要です。
来場者数が多くても、出展社のコアターゲットが来場しなければ出展価値が下がります。
自社のコアターゲットのスケジュールを考慮して、開催時期が適切なオンライン展示会を選びましょう。
⑤プラットフォームが使いやすい
オンライン展示会は普及し始めたばかりのサービスです。
「出展内容を入力したにも関わらず、プレビュー画面が正確に反映されない」などシステムが整っておらず、使いづらいと感じるものもあるでしょう。
オンライン展示会を選ぶ際は、プラットフォームの使いやすさも確認できると良いでしょう。
また、チャットや商談などプラットフォームによって備わっている機能はさまざまです。
オンライン展示会の会期中に商談をしたいのであれば、商談機能があるものを選びましょう。
(2)有効リード・商談獲得の5つの方法
次に有効リード・商談を獲得する5つの方法をご紹介します。
①出展目的を明確にする
オンライン展示会の出展目的は
- できる限り多くのリードを獲得する
- ホットリードを獲得する
- リードナーチャリング
など出展社によってさまざまです。
目的に応じてKPIを設定し、達成に向けて準備しましょう。
②出展社自身も集客する
出展社自身でも集客をすることで、より多くの来場者数や企業ブースへの訪問数、商談数を見込めます。
- 自社のSNSで告知
- ハウスリストにメルマガで告知
- プレスリリース配信
「DMMオンライン展示会」では出展告知のプレスリリースの雛形を提供しているため、プレスリリースを配信したことのない出展社にもおすすめです。
③動画など企業ブース資料の充実
企業ブースの資料の充実度も、リード獲得に大きく関わります。
来場者が興味を持って企業ブースに訪問しても、商品のことが理解できなければ商談に結びつけることは難しいでしょう。
充実した資料から商品に興味を持ってもらい「さらに詳しく知りたいから話してみよう」と思ってもらえることで商談につながります。
用いられる資料は「商品カタログ」や「ホワイトペーパー(参考になる情報を掲載している資料)」が一般的です。
また、有形商材を扱う出展社は動画資料の掲載が特におすすめです。
オンライン展示会は、オフライン展示会とは異なり有形商材をその場で手に取ることが難しいです。
しかし動画であれば、鮮明に利用シーンをイメージしてもらえるので、より一層商品に興味を持ってもらえます。
④リードを獲得したらすぐにアプローチ
獲得できたリードは商談に結びつけたいところです。
商談がオンライン展示会の会期中にできれば、なお望ましいでしょう。
そのためにも、企業ブースへの訪問や資料をダウンロードしてくれた来場者に対して、できるだけ早くアプローチしましょう。
⑤後工程まで考えておく
来場者の都合により、会期中に商談を行うことが難しい場合もあるでしょう。
すぐにアプローチはできなくとも、企業規模やニーズなどの観点でターゲットを整理し、優先順位をつけてアプローチしていきましょう。
その際、
- 誰がどの来場者を担当するか
- いつまでに対応するか
- 電話やメールなどどのような方法でアプローチするか
などを明確にしておきましょう。
5、出展型のオンライン展示会の事例
出展型のオンライン展示会の事例について、ご紹介いたします。
DMMオンライン展示会に出展した「LogKnot株式会社」の事例です。
LogKnot株式会社は、リノベーションテック企業です。
リノベーションの完成形をイメージできるVRサービスの提供や、リノベーションに関するメディアを運営しています。
LogKnot株式会社では、DMMオンライン展示会を担当者1人が通常業務をしながら運営しています。
オフライン展示会の場合、ブースに担当者が張り付く必要があり時間もコストもかかりますが、DMMオンライン展示会の場合は30分刻みで商談時間枠を自由に設定できます。
そのため、社内の会議などとも重ならないように対応できます。
また出展成果としては、新規顧客との接点や商談の獲得に加え、ブース訪問者の企業名や部署名、役職データを活用することで新たなマーケティングのアイデアも得ています。
LogKnot様の事例インタビューはこちら
6、オンライン展示会に出展して新たな集客チャネルを開拓しよう!
場所にとらわれない新たな展示会の形として注目されるオンライン展示会。
オフライン展示会の代替にとどまらない豊富なプラットフォームが提供されており、気軽にオンライン展示会に出展や来場ができるようになりつつあります。
新型コロナの感染拡大に伴って社会環境が大きく変化し、オフライン展示会の開催が困難な中、オンライン展示会は貴社のビジネスに新たな風を吹かせるかもしれません。
オンライン展示会に出展したいと考えている方には、DMMオンライン展示会がおすすめです。
DMMオンライン展示会は誰でも低コストで簡単な手順で出展できることから、初めてオンライン展示会に出展する企業にもおすすめのサービスです。
DMMオンライン展示会が気になった方は、ぜひ公式サイトもご覧ください。