DMMオンライン展示会がきっかけでスピード受注!数珠つなぎで販路拡大!
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- 出展目的
- コアターゲットへのリーチ数拡大
- 課題
- 認知拡大の施策が打てていない
- 成果
- 大阪市立美術館への導入
IGP ROBOTICS株式会社は、ロボットソリューションの開発から企画、運営までを支援する企業です。
コンサルティング事業などを展開するイグニション・ポイント株式会社から、2020年8月にスピンアウトして設立されました。
海外から持ってきたロボットのアプリケーション開発や、日本語対応等のローカライズを行い、導入支援をすることで「ロボットと共生する社会の実現」を目指しています。
10種類以上あるロボットの中でも、特に注力している「Cruzr(クルーザー)」は、動けて話せるコミュニケーションロボットとして美術館や水族館、病院などで幅広く導入されています。
今回は、セールス&マーケティングのマネージャーとしてご活躍されている田口大悟さんに、DMMオンライン展示会に出展した成果や、そこから生まれたメディア露出などについて詳しくお伺いしました。
大阪市立美術館での受注から販路拡大、メディア露出まで!
今回、DMMオンライン展示会に出展してみていかがでしたか?
DMMオンライン展示会経由で、大阪市立美術館で開かれたメトロポリタン美術館展でロボットを導入していただけたことが何よりも良かったです。
展示会では、大阪イノベーションハブ(OIH)という、ベンチャー企業を各方面につなぐイベントを開催している組織の方と出会い、大阪市立美術館をご紹介いただきました。
何よりも驚いたことは、ご紹介から商談、ロボット設置までがたったの3週間で完結したことです。
とても短い期間でしたが、スムーズにお話を進めることができました。
さらに、大阪市立美術館のロボットを見てくださった関西の企業様からお問い合わせをいただき、話をすすめている案件もあります。
大阪市立美術館への導入から数珠つなぎで販路拡大をすることができたので、DMMオンライン展示会には本当に感謝しています。
大阪市立美術館へのロボット導入から好循環が生まれたんですね。その他にも良かったことはありますか?
実は、メディア露出にまでつながったんですよね。
大阪市立美術館にロボットを置いた初日にプレス内覧会があり、NHKや新聞社の方からお声掛けいただきました。その結果、NHKの夕方のニュースに、美術館の紹介と一緒に当社のロボットが5分程出演しました。
問い合わせにまではつながっていませんが、ロボット自体の認知は広がったと思っています。
ロボットの認知を拡大したかった
これまではどのような課題を抱えられていましたか?
当社が取り扱っているロボットの認知を拡大し、お客様へのリーチ数を増やすことが課題でした。
当社はベンチャー企業ということもあり、限られたリソースの中で、効率的に営業活動を行っています。
そのため、多くの企業様や施設の方々へ一気にアプローチするのは簡単ではありません。導入事例を作り、営業パートナーの企業と協力をしながら拡販していく、という流れで進めていました。
直近では、ミュージアムや病院への導入実績が増えてきたので、これからアプローチを拡大していこうと考えていました。
DMMオンライン展示会出展前はどのような集客施策を行っていましたか?
営業パートナーとして一緒に動いている企業からご紹介いただいたり、事業提携プラットフォームを活用して大手企業様にダイレクトメッセージをお送りしたりする形が多かったです。
あとは、2度ほどオフラインの展示会に出展したことがあります。
ロボットの導入事例が増えてきたので、今後はさらに営業パートナーを増やすなど、多くの企業様や施設に一気にアプローチできるような施策をやっていきたいです。
1台3~4万円かかるロボットの運搬費が
オンライン展示会だとゼロに
DMMオンライン展示会を知ったきっかけと出展の決め手を教えてください。
グループ会社であるイグニション・ポイント株式会社の社員から、DMMオンライン展示会の紹介を受けたことが知ったきっかけです。
展示会について色々とその社員に聞いていたところ、DMMがオンライン展示会をやっているという情報を教えてもらいました。
出展の決め手は、単純に面白そうと思ったことと、出展ハードルが低いことに加え、展示会に出展することで何かビジネスにつながるのでは、と考えていたことが大きかったですね。
オフライン展示会と比較してDMMオンライン展示会はいかがでしたか?
オフライン展示会と比較して、効率的に多くの方にリーチできる点が良かったですね。
また、コスト面でもメリットがあります。
オフライン展示会の会場にロボットを持っていくとなると、人が行くよりお金がかかることもあります。
例えば、東京から大阪までロボットを搬送すると、ロボット1台あたり往復で3〜4万円かかるんですよね。
ロボットの設定等も現地で必要になるので、コストだけでなく人的リソースも必要になります。
さらに準備期間の面でも、オフライン展示会は半年程かかることもありますが、オンライン展示会なら15分程で準備できました。
圧倒的に出展までのハードルが低く、パソコン1台でロボットのことを多くの方に知ってもらえる点が、オンライン展示会の魅力です。
未知のジャンルへ挑戦することで新しい発見を
出展にあたり工夫されたことはありますか?
工夫したことは、自分自身も来場者として参加することで、競合を含む企業ブースを分析したことです。
実際、私が来場者として企業ブースを見た際に、動画があれば気軽に見てみようと思ったので、まずは動画の数を増やしました。
次に、動画に興味を持ったら資料を見てみようと思うので、資料のダウンロード数を増やすためにも、それぞれのターゲットに合わせた資料を掲載しました。
初めは資料や動画を1つずつしか載せていませんでしたが、合計で6つに増やしたことでリードの数も増えたと思います。
文字だけで伝えるには限界があると思うので、動画や資料を載せることがリード獲得のコツだと実感しました。
今後、DMMオンライン展示会に期待していることや挑戦したいことはありますか?
期待していることとしては、過去の出展情報をコピーして次回出展時にも活用できるようになることです。担当者情報や会社情報のところは一部修正したりもしますが、重複するところも多いので、コピーできるとさらに出展しやすくなりますよね。
また、挑戦したいことは、ロボットに関連が無さそうな展示会に出展することです。
DMMオンライン展示会は、様々な業界に向けた出展テーマがあるので、新しいニーズを発見するためにも、敢えて未知のジャンルに挑戦してみたいです。
- 文=株式会社WonderSpace
- 撮影=Satomi
本事例は2022年1月26日時点の情報です
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- 設立
- 2020年8月1日
- 資本金
- 1,500万円
- 社員数
- 5人
- 事業内容
- ロボットソリューション開発、企画、運営