DMMならではのニュースバリュー!出展+プレスリリースで製品の認知拡大を実現
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- 出展目的
- 製品の認知度を上げたい
- 課題
- エンドユーザーに近い層へのブランディングを模索していた
- 成果
- ふだん接点の持てない企業との商談機会が得られ、認知拡大が図れた
太陽光発電産業のグローバルリーダーとして信頼を集めるジンコソーラー。2006年に中国で設立されて以来、世界12か所の生産拠点と35か所の営業拠点を有する世界的企業として成長を続けています。ジンコソーラージャパン株式会社は同社の日本法人として2013年に設立し、日本市場での確かな地位を築いています。
今回は事業開発部部長の酒井茂さんに登場いただき、「太陽光サミット 2022 ONLINE」に出展した目的や成果を取材。これまでDMMオンライン展示会へ複数回出展されている同社に、オンライン展示会のメリットや効果的な活用方法などをお聞きしました。
幅広い層へ製品訴求ができる期待感があった
DMMオンライン展示会を知ったきっかけや、出展を決めた理由を教えてください。
DMMさんは全国各地でメガソーラー事業を推進されており、太陽光発電の業界でも知名度は非常に高いものがあります。そのDMMさんが開催するオンライン展示会ということで積極的に参加してきました。
当社は2021年12月に、従来の太陽光パネルよりも格段に発電効率が向上した「TigerNeo」シリーズをリリースし、現在は普及と販売に力を入れています。今回の「太陽光サミット 2022 ONLINE」で、この新製品の認知度アップをはかりたいと考えて出展しました。
従来のマーケティングについて課題に感じていたことはありますか。
TigerNeoシリーズをはじめとした当社の太陽光発電製品は産業用に使われるものが多く、BtoBの商材なんですね。販売店や発電事業者と接点を持つことは多々ありますが、一方で、エンドユーザーに近い層へのブランディングに課題を感じていました。
当社の製品をエンドユーザーから指名してもらえれば、販売店からの受注割合も高まります。DMMオンライン展示会には、太陽光発電に関心を持つ様々な来場者が集まると思い、幅広い層に認知できる期待感がありました。
これまで接点を持てなかった企業との様々な情報交換が実現
「太陽光サミット2022 ONLINE」に出展した成果を教えてください。
エンドユーザーとなりえる複数の企業様からミーティング予約をいただき、成果は満足できるものでした。大手自動車メーカーなど、これまで接点を持てなかった企業様とも交流でき、技術開発の面でも様々な情報交換ができたのはよかったです。
また、「今後太陽光パネルの設置を検討したい」との具体的な話をいただいた企業様もおり、新たなビジネスチャンスにつながる商談となりました。リードの獲得についても、社名はもとより所属や役職を含む詳しい情報が得られたことで、展示会としての質の高さを感じましたね。
リード獲得につなげるために工夫したことがあれば教えてください。
出展社セミナーに参加し、認知拡大に努めたことが挙げられます。セミナー視聴者は当社のことを知らない方が大半だと想定し、太陽光発電に関するトレンドの説明などを入れて、できるだけ興味を持ってもらえるよう工夫しました。
出展をプレスリリースで発信し、情報を拡散
今回御社では、DMMオンライン展示会に出展したことをプレスリリースで発信されました。どのような目的からですか?
1つは、業界内での当社製品の認知度をいっそう上げたいという目的がありました。プレスリリースは当社の中国本社の広報が担当しているのですが、太陽光発電業界で認知度のあるDMMさんのオンライン展示会ということで、そこへの出展はニュースバリューが高く、業界内でも注目されると考えました。
そして、単にオンライン展示会に出展して終わるだけでなく、プレスリリースに載せて、情報として拡散していく流れをつくっていくのは価値のあることです。すでに当社の製品を知っている人はより信頼度を上げてくれますし、ご存知なかった方は新たに認識してくれるわけですから。
プレスリリースの反響はどのようなものがありましたか?
ネットメディアを中心に各媒体が積極的に取り上げてくれて、製品の市場認知度を上げていく効果があったように思います。オンライン展示会で積極的にPRしている事実を社内外に知らせていくことで、今回の新製品に対する期待値の高まりにもつながったように感じますね。
現物を見せることができなくても、利用価値を伝える工夫をすればOK
これまで出展されてきたオフライン展示会と比較しての感想を教えてください。
オフライン展示会は来場者に直接足を運んでもらい、自社の営業担当が話しかけてブースに呼び込む必要があります。当然、費用面や事前準備、当日対応の負荷が非常にかかるわけです。
その点、オンライン展示会はそうした負担が圧倒的に低いのが魅力です。手間がかからない中で認知度を上げることができ、商談機会が得られるのはメリットがあります。
御社のような有形商材を扱っている企業の場合、オフライン展示会のように実物を見せられない不安はありませんでしたか?
それは、見せ方次第だと思います。太陽光パネルは確かに有形の商材ですが、もたらす価値は無形のものです。そこで生まれる電力に価値があるわけですから、たとえ現物を見せなくても、それをきちんと伝える工夫をすれば大丈夫でしょう。
また当社もそうしましたが、出展社セミナーなどを活用して製品の魅力を分かりやすく伝えれば、オフライン展示会と同じような訴求は可能だと思いますよ。
最後にDMMオンライン展示会をおすすめしたい企業の特徴を教えてください。
外資系で日本市場での認知度を広げたいと考えている企業には適しているのではないでしょうか。また、DMMオンライン展示会では省エネやSDGsなど社会性のあるテーマの展示会が数多く開催されていますから、事業コンセプトがそこに合致する企業にはメリットが大きいと思いますね。
- 文=未知株式会社
本事例は2022年7月29日時点の情報です
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- 設立
- 2013年3月
- 資本金
- 1億円
- 社員数
- 40名
- 事業内容
- 太陽光発電システム販売