オフライン展示会と比べてたった20分の1の時間で出展!
スタートアップ企業は必ず出るべき

スパイスキューブ株式会社
代表取締役 須貝 翼 様
オフライン展示会と比べてたった20分の1の時間で出展!スタートアップ企業は必ず出るべき
出展目的
メディア露出機会を増やす
課題
人的・金銭的コストの増大
成果
既存展示会の20分の1の準備期間で、
大手企業含む18件のリード獲得

2018年創業のスパイスキューブ株式会社は、天候などに左右されることなく野菜を生産できる最新の農業技術「植物工場」を取り扱う大阪の企業。植物工場は、障がい者雇用実現や日本国内の食料自給率の向上など、さまざまなメリットが期待され近年注目度が上がってきています。

その影響もあり、テレビ出演や新聞掲載などメディア露出が増えている中、オンライン展示会に出展を決意された経緯について、代表取締役の須貝翼(すがいつばさ)さんにお話を伺いました。

オフライン展示会と比較してわずか20分の1の準備時間で
大手企業含む18社もの有効リードを獲得

オフライン展示会に出展されていた時は、準備にどれくらいの時間をかけていましたか?

オフライン展示会の出展準備には、1か月ほど時間を要していました。

準備しなければいけないことが、とにかく多いんです。例えば、パンフレットやアンケートなどの印刷物を作ったり、ブースのレイアウトデザインを考えたり、業者さんと打ち合わせをしたり…。展示会が終わってからも、アンケートのデータ集計をしなければいけません。

人件費や出展費用など、コストが100万円ほどかかることもネックでした。

オンライン出展してみていかがでしたか?

まず、出展準備がとても簡単でした!
オンライン展示会の準備は、20~30分ほどで済んだんです。当社の場合は、展示会で使用する写真素材などがすでに手元にあったことも大きいですね。素材の準備ができていない企業様であっても、写真撮影などの時間も含めて1~2時間もあれば準備ができるのではないでしょうか。

オフライン展示会に比べて、20分の1から30分の1の時間で出展準備ができるのは大きな魅力だと思います。

データを見ると、複数の大手企業様から興味を持たれているようですね!

実は、今日教えていただくまでまったく気づきませんでした。多くの企業様が興味を持ってくださり、8名の方が当社の企業ブースに名刺を置いていってくださったことや、10件もの企業様が資料をダウンロードしてくださったことを知って、率直にすごく嬉しいです。18件ものリーチがあったんですね!

インタビューの様子

テレビ出演でメディア露出の反響を実感
「DMM」のオンライン展示会出展を決意

オンライン展示会に出展するまでは、どのような集客を行っていましたか?

前職の営業経験を活かして飛び込み営業やテレアポなどを行っていました。しかし、思うように結果は出なかったんです。そこで、自治体からの支援や商工会議所、講演会などを通してお仕事をいただいていました。

集客方法をオンラインに切り替えたのは、テレビに出演したことがきっかけです。テレビ出演から、急にHPからお問い合わせが増えましたし、YouTubeの生配信に出演したり、新聞に掲載していただいたりと更なる露出の機会に恵まれて。

メディア露出するとベンチャー企業は成長に繋がるんだなと思いましたね。このオンライン展示会もそんなきっかけになるのではないかと感じて、出展を決めました。

これまでオンラインでの集客は行っていなかったんですね

そうなんです。ランディングページや動画を作るにしても、Web上で使える素材がありませんし、コストがかかります。一応、動画は作ってありますが、サービスの伝え方が難しいんです。そのため、パンフレットなど紙媒体のほうが伝わりやすいのかなと考えていました。

僕が、ネットの知識があまりないことも要因の一つではありましたが(笑)

オンラインでの集客に踏み出した決め手は
DMMの圧倒的な安心感

どうしてDMMオンライン展示へ出展しようと思われたのですか?

きっかけは、知り合いのベンチャー企業さんからお誘いいただいたことです。
出展の決め手となったのは、DMMは誰でも知っているような大企業なので安心感があったため、そして以前仕事上のお付き合いがあったためです。

実は僕、前職で太陽光発電システムを提供していた「DMMソーラー」(※現在は「DMMEエナジー」)に製品を納品していたんですよ。そのときに、DMMが社会貢献性のあるサービスを行っていることに感銘を受けていたことを思い出しました。同じSDGs関連でつながりができるんじゃないかと思ったことも、出展理由です。

オンライン展示会に出展することで、どのような効果を期待していましたか?

新規顧客へのリーチ数を伸ばし、僕たちの認知度が上がることを期待していました。メディア露出が多いWebマーケティングを続けていくことで、認知度が上がることがわかったので、この勢いを止めたくないという思いもありましたね。

インタビューの様子

オンライン展示会は
ベンチャー企業が日の光を浴びるチャンス

オンライン展示会に今後期待することはありますか?

ベンチャー企業にスポットライトを当てるイベントをやってほしいです! 資本金が少なければ少ない企業ほど、経営者が独創的であることが多いんです。そんな企業には個性的な方が多いので、おもしろいイベントになると思いますよ。

それから、今後もオンライン展示会を継続して開催していただきたいです。
ベンチャー企業は、自社のHP以外のところで情報が拡散されるなどして、誰かの目に触れることで認知拡大にもつながるんです。ですから、ネット上に企業のPR情報が残るのは大きいですね。オンライン展示会は有効だと思います。

今後の事業の展望をお聞かせください

世の中に、もっと農業の魅力を伝えていきたいと思っています。農業に特化した企業よりも、農業に興味がある方を増やしたいですね。

農業人口を増やすのって、難しいんです。会社を巻き込まないと実現しません。植物工場を手掛けているのはほとんどが大企業なので、中小企業の僕たちが農業に関わるのは大きいと思っています。

それから、大手企業様との繋がりを増やし、採用活動につなげたいですね。展示会に出展することで、大手企業様と関わる機会ができることがわかっているので、出展する意義は大きいと実感しています。今後も、積極的にオンライン展示会に出展させていただきたいですね。

インタビューの様子
  • 文=株式会社WonderSpace
  • 撮影=BLUE BANANA WORKS株式会社

本事例は2021年11月時点の情報です

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スパイスキューブ株式会社様
スパイスキューブ株式会社 https://www.spicecube.biz/
設立
2018年2月14日
資本金
100万円
社員数
4名
事業内容
植物工場の事業化支援

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