リード獲得数3倍&ナーチャリングの秘訣は、ずばりセミナー開催!
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- 出展目的
- 大手のメーカー様と接点を持つこと
- 課題
- 大手メーカー様の案件が少ない
- 成果
- 大手飲料メーカー様を含む4件の商談獲得
2011年創業の株式会社CAMPFIREは、クラウドファンディング事業の企画・開発・運営を行っている企業です。
国内最大の年間支援成立件数を誇り、「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる」というミッションの実現を目指しています。
中核事業である購入型のクラウドファンディングに加え、クラウドファンディング活用後の事業成長をサポートする株式投資型や融資型のクラウドファンディングにも注力しています。
今回インタビューさせていただいた酒井涼旦郎さんは、コーヒー業界をもっと盛り上げていきたいという想いからCAMPFIREに入社されました。
アライアンスセールスとして飲食領域のクラウドファンディング拡大に取り組まれている酒井さんに、DMMオンライン展示会に出展した感想をお伺いしました。
セミナー開催によりリード獲得数が約3倍
今回、DMMオンライン展示会に出展してみていかがでしたか?
DMMオンライン展示会でセミナーを配信したことで、リード獲得数が通常の出展時より約3倍に増えました(※)。セミナーでサービスに興味を持ってくださった方々が、企業ブースへ訪問してくださったり、資料をダウンロードしてくださったりしたので、リード獲得数が増えたのかなと思います。
セミナーの良さは、適切にターゲティングされた多くの企業様に動画1本でアプローチできることです。準備も資料を用意するだけで良いので、手軽にリードを獲得することができました。
また、一般公開しづらい事例なども伝えられるので、ナーチャリングの場にもなっています。
実際に受注にはまだ至っていませんが、リードは資産なので、数を増やしていくことも大事だと考えています。お客様の事業展開が変わり、1年後にご連絡をいただくこともあるので、「種まき」とも言えますね。
※DMMオンライン展示会は、展示会テーマによって、セミナー配信(有料)の有無が異なります。詳しくはお問い合わせください。
オンライン展示会にセミナーはあった方が良いと思いましたか?
資料だけよりセミナー動画の方が、間違いなくサービスイメージが伝わりやすいです。
セミナーは開催した方が良いかなと個人的には思います。
リード数も確実に増えるので、費用をかけてでもリード数を獲得していきたい方はセミナー開催のあるオンライン展示会への出展をおすすめします。有料でも費用対効果は悪くないです。
ただ、労力をあまりかけられない時はセミナー無しの方がやりやすい場合もあるので、社内のリソース状況によって使い分けていきたいです。
大手メーカー様と接点を増やしていきたかった
これまではどのような課題を抱えられていましたか?
これまで接点があまりなかった大手メーカー様のリードを獲得することです。
大手メーカー様のクラウドファンディング案件がまだまだ少ない状況で、接点を持ちたくても持てていない状況でした。
レピュテーションリスクを心配される企業様が多いので、直接お話をすることでクラウドファンディングの参加への懸念点を払拭していく必要があります。
その中で、まずは大手メーカー様にアプローチしていきたいと考えていました。
DMMオンライン展示会出展前はどのような集客施策を行っていましたか?
当社からアウトバウンドでお声がけするケースもありますが、圧倒的に多かったのは広告で知っていただいたのをきっかけに、エントリーしていただく形です。
あとは対外的に事業会社様と連携して、アライアンス契約で利用者を増やしていきました。
また、2021年から「CAMPFIRE Academy」というセミナーを開催し、クラウドファンディングの活用術をお伝えしています。資料だけでは伝わりにくいという経緯から、動画を活用してノウハウを学べる場を作りました。
セミナー集客に関しては、主にリスティング広告やFacebook広告からセミナー参加者を集めている状況です。
大手飲料メーカー様との商談機会を獲得
DMMオンライン展示会を知ったきっかけと出展の決め手を教えてください。
DMMさんから当社HPのお問い合わせ窓口に、飲食店経営強化EXPOの開催について直接ご連絡いただいたことがきっかけです。ちょうど私が飲食領域のクラウドファンディング担当をしていたので、社内で話が回ってきたという形になります。
出展の決め手としては、そもそもオンライン展示会への出展経験がなくチャレンジしてみたかったことです。
また、オフライン展示会と比較して拘束時間も少なく、空いている時間に対応できる点も魅力的でしたね。
その他、DMMオンライン展示会に出展して良かったことはありますか?
大手飲料メーカーを含む企業様との商談機会を4件いただけたことが良かったです。
元々クラウドファンディングに興味のある企業様でしたので、基本的なサービス説明と実際の進め方をお話させていただきました。
4件もの商談機会をいただけたのは、やはりセミナーの影響が大きかったと思います。
また、会期後も具体的なクラウドファンディングの活用イメージができる企業様に対してアプローチを行っています。実際に商談獲得までつながっているので、受注にもつなげていきたいです。
メールアドレスをQRコードで読み取れるように工夫した
出展にあたり工夫されたことはありますか?
セミナーに関しては、その展示会に来場する方の属性を想定した内容にしました。
具体的には、クラウドファンディングの基礎的な内容に加え、実際の活用事例をお伝えすることでイメージしてもらいやすいような構成にしました。
セミナーでは限られた時間の中で要点だけを話すことが大事だと思うので、お金の集め方の話ではなく、クラウドファンディングとは何かというお話を中心に伝えましたね。
あとは、メールアドレスのQRコードをセミナー動画の最後に映しました。
セミナー視聴者は画面上で見ているので、スマホで読み取ることができたら連絡を下さるのではないか、と思ったことがきっかけです。
これはオンライン展示会ならではの工夫なのかなと思います。
今後のDMMオンライン展示会に期待していることはありますか?
セミナーではライブ配信機能があれば良いなと思いました。
現在は事前収録した動画を当日に配信する形式ですが、閲覧してくださっている方々の反応が欲しいというのが本音です。反応や質問があれば、よりニーズを理解できるので個人的にはありがたいです。
あとは、商談が成立したときにGoogleカレンダーで日程調整ができる機能があれば楽になるかなと思いました。
- 文=株式会社WonderSpace
- 撮影=Satomi
本事例は2022年1月20日時点の情報です
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- 設立
- 2011年01月14日
- 資本金
- 67億8,345万円(資本剰余金含む)
- 社員数
- 140名(2021年3月末時点)
- 事業内容
- クラウドファンディング事業の企画・開発・運営